もみあげくんの備忘録

主に趣味についての備忘録!アウトプットも兼ねて。

日高山脈・野塚岳

2024.2.11

日高山脈の野塚岳を踏破。

登山口はなく、天馬街道の道中にある野塚トンネルの出入り口(十勝側)から入山。

立派なトレースがあり、活用させていただく。

入山後、少し歩くと急登の始まり。徐々に高度を上げ、樹林帯の中でも景色に期待ができると感じる。

1時間30分ほど登ると、尾根の取り付きへ到着。ここからは雪庇が成長しておりルートに気をつけながら歩くことに。

野塚岳山頂への道

野塚岳の山頂が見えてからは、もうひと踏ん張り。急登を登り終えると山頂に。

個人的に、山頂までの最後の登りは、二ペソツ山山頂への登りと重なった。

山頂からの景色。絶景の稜線歩き

この日の稜線歩きは最高

見渡す限り、山、山、山!!楽古岳の方を見ると海も見える。

歩きながら、「やべぇ。」「最高だわあ。」と、語彙力を失う。

 

ナイフリッジを歩き慣れていない私にとって、通過時は緊張の時間に。日高核心部ほど切れ落ちてはいないが、高低差はかなりあり、落ちたら下まで止まらないであろう。

慎重に歩ききり、今回の難所を通過。一番細いところでは風も強まった。

下山は、ほとんどを尻滑り。急登に苦労していた登りを忘れるように素早い下山となった。

(冬ストックは故障していたため、夏用のストックで入山していた。尻滑りをしているうちにポールの一部を紛失してしまった。)

雪庇、ナイフリッジ、風紋、幾重にも重なる稜線と、雪山の厳しさと美しさを一度に味わえた登山となった。

本山行で一番緊張した箇所