少しずつですが、読書をしています。
田中 陽希さんの『田中陽希日記』を読了しました。
田中 陽希さんは、プロアドベンチャーレーサーです。
登山では、一切の交通機関を使わずに人力のみで日本の山を登るチャレンジをしていました。
2014年:グレートトラバース 日本百名山ひと筆書き
2015年:グレートトラバース2 日本二百名山ひと筆書き
2018年〜2021年:グレートトラバース3 日本三百名山ひと筆書き
を達成しています。
私も実際に登山している時に、三百名山チャレンジ中の陽希さんと出逢ったことがあります。
陽気に話してくれました。その他に、北海道・中札内村で行われた陽希さんの講演会にも行きました。講演前に、本購入者対象のサイン会があり、少しだけ話すことができました。
私の尊敬する人物です。
そんな方の、今までのチャレンジの集大成とも言える1冊がこの本でした。
1座1座の登山に対する気持ちや人への想いなど、陽希さんの挑戦への想いや気持ちを知ることができました。
私を登山の世界にぐいっと引っ張ってくれた尊敬しているプロ。読み進めるたびに、「挑戦」への意欲が掻き立てれます。
いくつもの胸に響く言葉がありましたが、特に
・前例がないから「やらない」「できない」は理由にならない
・「登りたい」と「登れる」は違う
という言葉に強く感じるものがありました。
自分も何かに挑戦したいと思いながら過ごしていますが、挑戦することへの想いや自然、登山への想いが強まる一冊でした。